皮膚外科とは

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皮膚外科は皮膚に生じた疾患を外科的に治療する診療科です。主に診療の対象となるものにできもの(皮膚腫瘍)があります。当院では、粉瘤、ほくろ、脂肪腫などの良性腫瘍の切除・縫合などを行っています。検査の結果、悪性と判断された場合は、専門の医療機関をご紹介いたします。できものなどができて、悪性か良性か不安な場合や、見た目が気になる場合は、皮膚外科をご受診ください。そのほか、やけど、ケロイド、手術痕などの診療も行っています。

やけど

やけどは皮膚の組織が、熱や化学物質、電気、太陽光、摩擦、そのほかの外部からの刺激によって損傷を受けた状態を指します。損傷の程度が皮膚の表面のみか、あるいは深部にまで至ってしまっているかどうかによって、症状や治療法が異なってきます。場合によっては命にかかわる合併症を引き起こす場合もあり、適切な応急処置、また早急に医療機関を受診することが必要になることもあります。

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皮膚腫瘍

皮膚の表面や皮膚の下にできた腫瘍を皮膚腫瘍と言います。腫瘍とは、細胞の一部が正常な細胞と異なり、制御を受けずに病的に増殖していくものです。皮膚腫瘍は大きく「良性腫瘍」と「悪性腫瘍」に分けられます。

良性腫瘍は細胞の増殖が緩やかで、転移せずにその場に留まっているもので、基本的には命に関わることはありません。ただし徐々に大きくなって周りの神経を圧迫し痛みなどを生じたり、見た目が気になったりする場合があります。ほくろも、この良性腫瘍のひとつです。一方悪性腫瘍は細胞の増殖が急激で、放置していると命に関わる場合があります。浸潤や破壊をきたし、転移することもあり、切除しても再発するなどします。診断にあたっては、良性か悪性かを見極めることが重要になります。

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